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WASDキーってなに?

ゲーミングPCやゲーミングキーボードを見ていると、時折出てくるのが「WASDキー」という単語。「WASDキー」とは何か、キーボードとしての違いは何のかを見ていきます。

FPSゲームで移動に使うキー

WASDキーは、FPSゲームで移動に使うキーです。

FSPゲームでは、一般的なゲームコントローラーでなく、キーボードで操作することが多く、その際に使うコマンドが、

  1. W -> 前へ
  2. A -> 左へ
  3. S -> 後ろへ
  4. D -> 右へ

となっているため、使うキーの名前を取って「WASDキー」と呼ばれます。

「キーボードには矢印キーがあるのに、なぜ敢えてわかりづらいキーを使うの?」と思いますが、FPSゲームの場合、右手のマウスで攻撃をすることが多いため、右手で操作する前提の矢印キーが使えないため、左手のセンターポジションに近い「WASDキー」が使われるというわけです。

人によっては、よりセンターポジションに合っている「ESDFキー(WASDキー一つ右にずらしたポジション)」にゲーム設定を変更する方もいるようです。

「WASDキー」を売りにしたキーボードとは?

主にゲーミングPCなどでは、

  1. WASDキーの視認性を上げるため
  2. ゲーミング用途であることを特徴付けるため

などの狙いで、WASDキーを別のカラーにしたり、別のライティング設定が出来たりするモデルがあります。

ただ、購入しようとしているゲーミングPCやキーボードに「WASDキー」に関する記載があっても、特別な機能があるということはありません。

基本的には「見やすくなっているだけ」なので、キーボード自体の使い心地やゲーム機能には影響はありませんが、FPSでよく使うキーなので視認性を高めておくとプラスになることはあるでしょう。

「WASDキー」を装飾する楽しみ方も

一方で、自分好みのキーボードの「WASDキー」だけをカスタマイズするという楽しみ方もあります。

「WASDキー」はFPSゲームでは常に使うキーになるので、ここのキーだけを金属製にしてキータッチを変えてみたり、敢えてキツイ色にして視認性を高めたりするケースもあります。

FPSなどのPCゲームをやり込んでいくと、多くの人が「より快適で早く反応してくれるキーボード」や「打ち心地が良いキーボード」を求めていくので、「WASDキー」のカスタマイズも、そうしたこだわりの一種と言えます。

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