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メカニカルキーボードに合う用途、合わない用途

キーボードに拘るユーザーに人気なのがメカニカルキーボードですが、メカニカルキーボードは万能ではありません。今回は、メカニカルキーボードに合う用途、合わない用途を見ていきましょう。

メカニカルキーボードに合う用途

メカニカルキーボードに合う用途は、「タイピングのクオリティを求める作業」です。

ゲーム

メカニカルキーボードは、反応速度が高く、入力への反応が正確なため、素早いタイピングや連打の反応速度、そして確実に入力できることが重要となるゲームに最適です。

ゲーミングシーンでメカニカルキーボードの利用が多いのは、単にタイピングの快適さが高いからではなく、競技性の高いシチュエーションでも安定したパフォーマンスが得られるからでもあります。

そのため、「ゲーミングキーボード = メカニカルキーボード」と言っても過言ではないくらい、マッチした用途です。

プログラミング

究極的言えば、コンピュータとの対話であるプログラミングは「プログラム言語という文章を書く」という作業です。ですので、タイピングの正確性も重要になりますし、長時間タイピングをする際の疲労の軽減も、プログラミングのパフォーマンスに影響します。

そのため、プログラミング界隈では、タイプミスを減らす、疲労を軽減するという理由で、メカニカルキーボードを利用するプログラマーが増えてきています。

プログラミングをするのにメカニカルキーボードは必須ではないですが、プログラミングはメカニカルキーボードに合う用途と言えます。

長文のテキストライティング

文章を書くという意味では、プログラミングでなくても長文のテキストライティングもメカニカルキーボードに合う用途です。

長文のテキストライティングをする場合、タイプミスの少なさとキースイッチの反応性が入力スピードに影響するため、より速くタイピングをしたいのであれば、メカニカルキーボードは良い選択肢でしょう。

メカニカルキーボードが合わない用途

モバイル用途

メカニカルキーボードは、「キーごとにスイッチが独立している」という構造上、どうしても重量があり、サイズが大きいキーボードになりがちです。

もちろん、コンパクトサイズのメカニカルキーボードもありますが、レイアウト的にキーを60%ほどまで削減してしまうため、ある程度の制約は出てきます。

その意味では、メカニカルキーボードは持ち運びをする前提の使い方には不向きと言えます。

静音環境での使用

メカニカルキーボードはスイッチ軸の選び方次第で騒音を抑えることはできますが、それでも一般的なキーボードよりかはタイピング音は大きくなります。そのため、静かなオフィスや図書館など、タイピング音が迷惑になるようなシーンには不向きです。

他人のタイピング音というのは思ったよりも気になるものなので、静音を求められる環境ではなくても、誰かがいる環境でメカニカルキーボードを使う場合は配慮をすると良いでしょう。

持っているメカニカルキーボードが、青軸などのうるさいタイプの製品だとしても、静音リングなどを使って静音化も可能です。

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