プログラミングのためのキーボードの選び方 thumbnail

プログラミングのためのキーボードの選び方

PC作業の中でもタイピング効率が重要になる作業の一つがプログラミング。一日中キー入力をするからこそ、仕事道具であるキーボードは自分にあったものを選ぶのが大事です。

まずはキーボードサイズを決めよう

プログラミングはキー入力をたくさん行う作業になるので、自分の身体に合ったキーボードを選ぶのが大事です。

キーボードのサイズは、主に、

  1. フルサイズ
  2. テンキーレス
  3. コンパクト

の3種類がありますが、プログラマーに人気なのはコンパクトサイズ。キー入力が多いプログラミング時はなるべく手を動かなさいほうがタイピング効率がよくなるため、60%サイズなどのコンパクトサイズキーボードが好まれます。

ただし、コンパクトサイズキーボードはテンキーがないだけでなく、矢印キーやHome、End、Delなどの操作キーも省略されていることが多いため、Fnキーを加えた特殊な操作に慣れる必要があります。これらの特殊操作に慣れないと、タイピングがストレスになってしまうので、不安な場合はテンキーレスキーボードを選ぶと良いでしょう。

デスクトップPCでは一般的なフルサイズキーボードですが、プログラミングでは数字入力がそこまで多くないこともあって、あまりメジャーではありません。ただし、フルサイズキーボードがプログラミングに不向きと言うわけでもないので、テンキーがあった方が作業がやりやすいと思ったら、フルサイズキーボードを選ぶの良いでしょう。

レイアウトを決めよう

プログラミングでは、通常の文章入力よりも様々なキーを使うため、キーレイアウトは重要です。キースイッチやキーキャップの違いは感覚的なものなのですぐに馴染みますが、キーレイアウトは慣れないとタイピングミスを誘発するので、慣れたキーレイアウトを選ぶのが大事です。

キーレイアウトは、英字キー、日本語キーなどの言語ごとのレイアウトの違いに加えて、60%キーボードなどの特殊サイズキーボードではレイアウトが特殊になるので注意が必要です。特殊なキーレイアウトに慣れてしまうと、そのレイアウト以外ではタイピングミスするようになると言う弊害もあるので覚えて置きましょう。

スイッチ方式を選ぼう

サイズとレイアウトが決まったら、スイッチ方式を選びます。

プログラム用に選ばれるキーボードは、

  1. メンブレン
  2. メカニカル
  3. 無接点式

の3種類が多くなります。

メンブレンは一般的なキーボードのスイッチ方式で安価なのが特徴です。メカニカルはゲーミングキーボードに多く採用される方式で、独特なスイッチ感が特徴なのと、好みに合わせてスイッチ軸を選ぶことが出来るのも特徴です。無接点方式はHHKBなどのプログラマーに人気のキーボードで採用されています。

プログラミングにおいてキーボードは重要なツール。だけど沼に注意

コンピュータに命令をするプログラミングでは、キー入力はメインの作業となるため、インターフェイスであるキーボード選びは作業効率の面でも重要なツールです。

また、高いキーボードが自分にとって最適なキーボードとは限らないのもキーボード選びの難しい点で、良いレビューの高額なキーボードでも、自分に合わなかったら良いキーボードとはなりません。

そうした難しさから、好みのキーボードに巡りあわないと、次々と違うものが欲しくなってしまうと言う危険性があります。キーボードは沼が深いジャンルなのです。

一度良いキーボードに慣れてしまうと、どんな時にでも好きなキーボードを使いたくなるほど手放せくなる存在になるので、自分にあったキーボードを探してみてください。

新着記事