Razerのキーボード

Razerのキーボードの特徴

ゲーミングシーンで圧倒的な評価を得るRazerらしく、キーボードは全てメカニカル。Razerのキーボードというと、同社の特徴でもあるキーボードのライティング演出「RGB」が目立ちますが、本当に注目すべき点はキーボード自体の機能と性能。

Razerのキーボードは、

  1. 打ちやすく
  2. キー入力の精度と機能をアップさせ
  3. 耐久性にも優れる

というのが大きな特徴です。

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Razerのキーボードを選ぶ際のポイント

高性能・高機能なキーボードが売りのRazerですが、性能が高い分値段も高いのがネック。ただし、耐久性が高い分、コスパは悪くありません。

そんなRazerのキーボードを選ぶ際のポイントは、

  1. キースイッチの種類
  2. キーボードサイズ
  3. 使用シーン

の3つです。

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Razerキーボードのサイズラインアップ

  • フルサイズ thumbnail

    フルサイズ

    標準的なキーボードのサイズ。矢印キーやファンクション、テンキーまで揃っているため、過不足なく使えるメリットがある一方、どうしてもキーボードの縦横が長くなるため、マウスやトラックバッドへの距離が長くなってしまいます。

  • テンキーレス(TKL) thumbnail

    テンキーレス(TKL)

    フルサイズキーボードからテンキーを除いた(レス)サイズのキーボード。フルサイズキーボードの操作感で横幅を削減できるため、近年人気のサイズ。

  • コンパクト(60%) thumbnail

    コンパクト(60%)

    フルサイズキーボードからテンキーと矢印キー、ファンクション行などを削除したレイアウト。キーレイアウト次第で、60%、65%、66%などの様々な種類がありますが、総じて「コンパクト・キーボード」と呼ばれます。サイズがコンパクトになった分、矢印キーがやファンクション行がないため、Fnと組み合わせた特殊なキーマッピングになります。

Razerキーボードのタイプ

  • メカニカル thumbnail

    メカニカル

    独自のクリック感が特徴のメカニカル・キーボード。ゲーミングユーザーの間で人気なキーボードですが、「疲れにくい」というメリットから最近では一般用途でも選ばれます。

Razerキーボードのスイッチラインアップ

  • RAZER メカニカル

    ゲーミング向けキーボードを手掛けるRazer社が独自開発したメカニカルスイッチ。8,000万回キーストローク寿命など、過酷な使用環境となるゲーミング用途にも最適化しています。

  • RAZER メカ・メンブレン

    メカニカルスイッチのクリックのある打鍵感とメンブレンの心地よいクッション性の両方を融合させたRazer独自のスイッチ。

  • Razer オプトメカニカル

    Razerが独自開発したキースイッチ。物理的なスイッチではなくレーザー光を利用して動作するため、非常に軽いキータッチと高い反応性、そして 1億キーストロークの耐久性を実現しています。

Razerキーボードのスイッチ軸

  • RAZER グリーンメカニカルスイッチ

    Razerが開発する独自のスイッチの中でもクラシックなメカニカルスイッチ。しっかりとしたクリック感と重さがあります。

  • RAZER イエローメカニカルスイッチ

    静音リニアスイッチは、タクタイルバンプのない非常に滑らかなキーストロークを実現し、音を抑える仕様によりさらに静音性を強化しています。

  • RAZER クリッキーオプティカル

    通常のメカニカルスイッチよりも30%ほど短い距離で作業するオプティカルスイッチ。作動力も45gと軽量で、Razer リニアオプティカルスイッチよりもクリック感がある。

  • RAZER リニアオプティカルスイッチ

    通常のメカニカルスイッチよりも17%ほど短い距離で作業するオプティカルスイッチ。作動力も45gと軽量でクリック感が少なく、反応性と軽量さに優れている。

Razerのキーボードシリーズ

  • BLACKWIDOW

    RazerのキーボードのフラッグシップシリーズがBLACKWIDOW(ブラック・ウィドウ)。ゲーミングに特化したRazerの全ての技術を注いだメカニカルキーボードシリーズです。

  • HUNTSMAN

    即応性に特化したメカニカルキーボードシリーズがHUNTSMAN。入力レイテンシーがほぼゼロでゲームシーンでのロスを防ぐことが出来ます。

  • CYNOSA

    「RAZER CHROMA RGB」を搭載するRazerのベーシックなゲーミングキーボードを、メカニカルではなくメンブレンにすることで低価格を実現したのがCYNOSA。Razer Synapse 3を使ってコマンドマッピングも可能で、格安ながらしっかりとRazerのゲーミングキーボードを入門できます。

  • ORNATA

    Razer独自のメカ・メンブレン スイッチを搭載した薄型エルゴノミックゲーミングキーボード・ORNATA。ゲーミングキーボードには珍しい薄型で、メカニカルなタイピングが可能です。

  • TARTARUS

    ゲームに特化した片手タイプの32キー・キーボードTARTARUS。Razer独自のメカニカルスイッチと、アクチュエーションポイントによってバインドを変えることができるプログラミング機能で、ゲームプレイに違いを出すことが可能。

  • PRO TYPE

    Razerのキーボードの中で、唯一ビジネスユーザーをターゲットにしたのがPRO TYPE。オフィスや自宅に馴染むホワイトカラーとエルゴノミックデザインなど、生産性を向上させる工夫が搭載されています。

  • DEATHSTALKER

    Razerオリジナルの薄型オプティカルスイッチを採用したロープロファイルな薄型メカニカルキーボードシリーズがDEATHSTALKER。しっかりとした打鍵感と高速タイピングを実現するシリーズです。

Razerのキーボードの特徴

一つ上をいく、ゲーマーのためのキーボード

Razerのキーボードは、ゲームプレイをいかに快適にするかという点で開発されています。そのため、「キータイプストレスを減少させ」「キー入力を最適化する」という点で優れています。

キータイプ疲労を軽減する機構・デザイン

Razerのキーボードは、エルゴノミックデザインキーや、疲れない独自開発のキースイッチ、タイプを圧倒的に減らすことができるプログラムモードなど、長時間連続タイピングでも疲れにくいように設計されています。

ゲーミングシーンで有効であるだけでなく、日常的にタイピングをするビジネスシーンにも最適です。

高い耐久性

Razerのキーボードはプロゲーマーなど過酷なタイピング環境にも適合させるために、耐久性も高めています。Razer独自開発の「オプトメカニカル」はその良い例で、耐久キーストローク回数が一般的なメカニカルキーボードの倍となる1億回としています。

一般的なキーボードよりもかなり高い価格設定がされているRazerのキーボードですが、他社キーボードの倍の期間使えると考えると、コスパはむしろ良いと言えます。

定番の日本語配列とUS配列の両方をラインアップ

キーボードのレイアウトは、日本語配列がメインで、メーカーによってはUS配列をラインアップすることが多いですが、Razerのキーボードは基本的にどのモデルも日本語配列とUS配列の2種類をラインアップしています。

そのため、海外メーカーキーボードにありがちな「日本語配列があれば・・・」はありません。

Razerのキーボードを選ぶ際のポイント

メーカーによってはキーボードのタイプ、レイアウト、スイッチの種類など選び切れないほどの種類がありますが、Razerのキーボードの選び方はそこまで難しくありません。

キースイッチの違いを理解しよう

まずはキースイッチの種類を選びましょう。RazerのキーボードのキースイッチはすべでRazer独自のキースイッチで、

  1. RAZERメカニカル
  2. RAZER メカ・メンブレン
  3. RAZER オプトメカニカル

の4種類があります。

どれもメカニカル・スイッチですが、それぞれ微妙に違いがあります。

RAZERメカニカル RAZER メカ・メンブレン RAZER オプトメカニカル
機構 メカニカル メカニカル + メンブレン メカニカル
スイッチの仕組み 物理スイッチ 物理スイッチ 光学スイッチ
スイッチ軸の種類 RAZER グリーンメカニカルスイッチ
RAZER イエローメカニカルスイッチ
- RAZER クリッキーオプティカル
RAZER リニアオプティカルスイッチ

シリーズごとの違いを理解しよう

Razerのキーボードはシリーズごとに特徴があります。

シリーズ スイッチ フルサイズ TKL 60% 32キー
BLACKWIDOW RAZERメカニカル -
HUNTSMAN RAZER オプトメカニカル -
CYNOSA RAZERメカニカル -
ORNATA RAZER メカ・メンブレン - - -
TARTARUS RAZERメカニカル - - -
PRO TYPE RAZERメカニカル - - -

スイッチで見ると、HUNTSMANが光学式の「RAZER オプトメカニカル」、ORNATAが薄型の「RAZER メカ・メンブレン」、それ以外は「RAZERメカニカル」となっています。

レイアウトで見ると、フラッグシップモデルである、BLACKWIDOW、HUNTSMAN、CYNOSAはフルサウジから60%キーまでカバーしますが、それ以外のモデルは基本的にフルサイズオンリー。

テンキーレスやコンパクトキーボードなどサイズによっては選択肢が少ないので、他のメーカーのモデルも比較しましょう。

使用シーンを考えよう

Razerのキーボードというと、ピカピカ虹色に光るRBGキーボードがメインになりますが、実はビジネス向けのラインも発売されています。

特に、仕事で使う場合は、他の人への「タイピング音」「チカチカ」ハラスメントにならないよう、キー音が小さいモデルを選ぶようにしましょう。