メカニカルキーボードを見た目で見分ける方法

実は、見た目だけで「これはメカニカルキーボードだ！」と判断するのは意外と難しいのですが、いくつかポイントはあります。

1. キーキャップの高さ
2. スイッチ（またはベース基盤）とキーキャップの隙間

まずわかりやすいのがキーキャップの高さ。メカニカルキーボードは、キースイッチに高さがあるため、キーキャップにも高さが生まれます。ただし、メカニカルキーボード以外でもキーキャップが高い場合がある（静電容量無接点方式など）のでそこは注意が必要です。

次に注目したいのが、スイッチとキーキャップの隙間。メカニカルキーボードでは、キーストロークが長めの製品が多いため、キーキャップがスイッチ（またはベース基盤）から浮いているような形になります。本記事の見出し画像がわかりやすい例です。

そのため、キーキャップが基盤から浮いているようなキーボードであれば、メカニカルキーボードの可能性が高くなります。

スペック表からメカニカルキーボードを見分ける方法

メカニカルキーボードかを見分ける一番の方法はメーカーのスペック表を見ることです。

メカニカルキーボードであれば、メーカーのスペック表に必ずスイッチの種類の記載があります。スイッチのメーカーや、スイッチ軸の種類です。スペック表にキースイッチの記載があれば、まずメカニカルキーボードだと判断出来ます。

メカニカルっぽい見た目のキーボードに注意

最近では、Razerの「メカメンブレン」のように、メカニカルキーボードのような見た目だけどメカニカルではないキーボードも増えてきているため、見た目だけで判断をすると「買ったら実はメカニカルじゃなかった」というケースも出てきます。

メカニカルキーボードをメインに製造しているメーカーでも、下位グレードでは非メカニカルキーボードというケースもあるので、ブランド名やメーカー名だけで判断せず、しっかりとスペック表を確認しましょう。