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メカニカルキーボードを搭載したノートパソコンまとめ

ここ数年でラインアップが増えてきたのがメカニカルキーボードを搭載したノートパソコン。今回は、メカニカルキーボード搭載ノートPCを買う際の注意点と、搭載モデルをまとめました。

メカニカルキーボード搭載ノートPCを買う際の注意点

外付けキーボードと同じではないことを知っておこう

ゲーミングPCというとメカニカルキーボード、メカニカルキーボードというとゲーミングキーボードというくらいゲーミングシーンで愛用者が多いメカニカルキーボード。

当然ですが、メカニカルキーボード搭載ノートPCも、ゲーミングノートPCになります。

ただ、いかにノートPCにメカニカルキーボードを搭載しているからと言って、キータッチなどはデスクトップ向けの外付けキーボードと同じではありません(一部のデスクトップ向けスイッチ搭載モデルを除く)

ノートPCなのでロープロファイルキーボードになりますし、ロープロファイル専用のスイッチを搭載してるためスイッチ自体も異なります。

メカニカルスイッチを搭載したノートPCとはいえ、やはりノートPC用キーボードであることには変わりがないということは覚えておきましょう。

耐久性をチェックしよう

メカニカルスイッチは耐久性が高いことがメリットの一つですが、ノートPC向けのメカニカルスイッチは薄型になっているため、外付けメカニカルキーボードよりも耐久性は低め。

しかもノートPCのメカニカルスイッチはボディに取り付けられているため、スイッチが故障した場合は本体ごと修理になることがほとんどでしょう。

どれくらいの修理になるかは分かりませんが、スイッチが故障することで修理費用が高額になってしまう可能性があるため、なるべく耐久性が高いモデルを選ぶようにしましょう。

デスクトップ向けメカニカルキーボード搭載モデル

MSI GT80

MSIのゲーミングノートPCのトップグレードであるGT80は、キーボードゾーンにサブディスプレイを搭載するだけでなく、デスクトップ用のメカニカルキーボードを採用したモンスター・ゲーミングPC。

しかもスイッチはメカニカルスイッチの定番であるSteelSeriesのCherry軸と本格仕様。キーハイトがあるためノートPCの筐体の厚みが出てしまいますが、キー入力に妥協したくないユーザーにとっては唯一無二の存在でしょう。

ロープロファイル・メカニカルキーボード搭載モデル

Gigabyte AORUSシリーズ

GigabyteのハイエンドゲーミングノートPC・AORUSシリーズは、キーボードにOMRON製メカニカルスイッチを採用しています。

各キーに独立したライティングを設定できるAORUS Fusion RGBやマクロにも対応しているため、ほぼほぼゲーミング用のメカニカルキーボードと同じことが出来ます。

G-Tune H5

マウスコンピュータのゲーミングラインである「G-tune」シリーズのノートPC・H5は、キーボードにメカニカルスイッチを採用しています。

スイッチのメーカーは公開されていませんが、キーストローク約2.0mmとノートPCとしては「押した感」のあるキーボードになっています(ノートPCの標準は1.2〜1.4mm程度)。

個別キー設定にも対応したRGB・LEDバックライトも搭載しているため、ゲーミングキーボードと同じ感覚で使うことが出来ます。

GALLERIA U(UL7C)

ドスパラのゲーミングPCブランドであるGALLERIAのUシリーズにはメカニカルスイッチを搭載したモデル(UL7C)があります。

パンタグラフとメカニカルスイッチを組み合わせた独自のキーボードのため、「メカニカル”ライク”キーボード」ではありますが、定価で20万円前後という 価格を考えたら十二分に価値があると言えるでしょう。

Alienware m17 R4 / Alienware m15 R4

DELLのゲーミングブランドであるAlienwareのノートPCシリーズのR4世代では、17インチモデル、15インチモデルでメカニカルキーボードにするオプションが提供されています。

搭載するメカニカルキーボードは、DELLのAlienware開発チームとメカニカルスイッチのトップランナーCherry MX社が共同開発した独自スイッチで、ノートPC向けのロープロファイルキーボードでもデスクトップ向けのCherry MXスイッチと同じキータッチを実現しています。

購入時のBTOオプションとしてしか選ぶことが出来ず、R4シリーズは現行モデルではないので入手が困難です。

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