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無刻印キーボードのメリット・デメリット

シンプルなデザインで密かに人気がある無刻印キーボード。そのメリット・デメリットをまとめました。

無刻印キーボードのメリット

シンプルなデザインでスッキリする

無刻印キーボードは、キートップに全く刻印がないため、デザインがシンプルでスッキリします。シンプル好きの人にとっては、最高の満足感を与えてくれるでしょう。

また、人間の目は、たとえ意識していなかったとしても目に入ったものは全て脳にインプットしていると言われているため、キートップの刻印も当然脳は情報として処理します。

その意味では、無刻印キーボードにすることによって、脳にインプットする情報をわずかですが減らすことが出来ると言えます。

強制的にブランドタッチを覚えることが出来る

無刻印キーボードは、キートップに文字が書いていないため、キートップを見ながらキータッチしても意味がありません。つまり、キートップを見ても意味ないので、自然とブランドタッチになるということです。

すでにブラインドタッチを習得しているという方も、無刻印キーボードにしてみると、意外とちょっとしたところで確認のためにキートップを見ていることに気づくかもしれません。

そうしたちょっとした目線の動きも、目や肩の疲れに繋がっている可能性があるので、無刻印キーボードにすることで、ブランドタッチを習得すれば、目や肩の疲れの軽減にも繋がります。

無刻印キーボードのデメリット

慣れるまでに練習が必要

キートップに刻印があるキーボードなら、練習なんてしないでもすぐに使うことができますが、無刻印キーボードは使ってみたことがない方にとっても意外と難しいキーボードです。

最初は、どこのキーかを確認するために、キーボードレイアウトを別に用意しておかないと、とても仕事や作業ができたものではありません。

また、ブラインドタッチがある程度できる人でないと、最初のうちは通常のタイピングの1/10程度の速度でしかタイピングが出来ないということも普通にあるので、特に仕事で使う人は、休日やオフの時間にある程度練習してから、実戦投入した方が良いでしょう。

選択肢が少ない

無刻印キーボードは、VAIOなど一部のノートPCメーカや、メカニカルキーボードなどの専門的なキーボードでしか採用されていないため、キーボードの選択肢としては圧倒的に少ないのが現状です。

メカニカルキーボードであれば、キーサイズは共通サイズの製品が多いので、無刻印キーだけを購入して、キーを交換することも可能です。

無刻印キーは、通販で5,000円くらいで入手可能なので、仮に慣れなかったとしても元に戻せば5,000円くらいの無駄で済みます。

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