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RazerのキーボードをmacOSで使う方法とカスタマイズの仕方

ゲーマー目線の打ち心地の良さや作りで人気の高いRazerのキーボード。ゲームユーザーのほとんどがWindowsを使っているため、macOSで使うにはややハードルがあります。

「キーボード」としては問題なく使える

Razerのキーボードは、USB接続であれBluetooth接続であれ、キーボードとしての基本的な機能はMacで接続するだけで使うことが出来ます。

ただし、Razerキーボードの特殊機能は、基本的にRazer Synapseという専用ソフトウェアを使う前提となっているため、macOSが対応していないと使うことが出来ません。

Razer Synapseがないと使えない機能は下記の機能などです。

  1. ライティングのカスタマイズ
  2. マクロ機能
  3. ゲーム内容に合わせたライティング

これらの機能は、Razerキーボードの売りでもある機能ですので、これらの機能を使う前提でRazerキーボードを選ぶのであれば、macOSでは使えないことは覚えておきましょう。

Razer SynapseのmacOSへの対応

かつてはRazer SynapseはMacにフル対応していました。これはRazer Synapse 2までのことです。現在の最新版であるRazer Synapse 3は残念ながらMac非対応です。

Razer Synapse 2がインストール可能なmacOSは、Mac OS X時代の古いバージョンで、

  • Mac OS X 10.14 (Mojave)
  • Mac OS X 10.13 (High Sierra)
  • Mac OS X 10.12 (Sierra)
  • Mac OS X 10.11 (El Capitan)
  • Mac OS X 10.10 (Yosemite)
  • Mac OS X 10.9 (Mavericks)
  • Mac OS X 10.8 (Mountain Lion)
  • Mac OS X 10.7 (Lion)
  • Mac OS X 10.7 (Snow Leopard)

となっており、現行バージョンであるmacOSには非対応です。

ライティングだけはOSSで調整が可能

macOSでRazerのキーボードを使う場合は、ライティング機能だけは、FruityRazerrazer-macosなどのOSSをインストールすることで利用可能です。

ただし、全てのRazerキーボードに対応しているわけではないので注意しましょう。

マクロやゲームとの同期は出来ませんが、細かいライティングパターン、カラーカスタマイズは可能なので、マクロ等が不要というユーザーはOSSを使えば良いでしょう。

Razerキーボードのマクロを使いたい場合はWindowsが必須

Razer Synapse 3が対応しているのは現状ではWindowsのみとなっているので、Razerキーボードの売りの一つであるマクロ機能を使いたいのであれば、Windowsマシンと組み合わせるしかありません。

macOSでマクロ機能を使いたい場合は、Logicoolなどの他のメーカーのメカニカルキーボードを選びましょう。

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