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Mac用キーボードの日本語配列とJIS配列の違い

Windows用のキーボードとちょっと違う、Mac専用キーボードのレイアウト。Mac用キーボードの中でも、日本語配列とJIS配列で、レイアウトが違います。

基本は日本語配列(JIS)とUS配列

Mac用のキーボードのレイアウトはWindowsとは異なりますが、それでもベースは日本語配列(JIS)とUS配列になっています。

キー上で大きく違うのはリターンキーの形とサイズで、日本語配列は横2列を使った「縦長」、US配列は縦2列分の「横広」です。

また、後述する専用キーの有無で、スペースバーの広さも異なります。

大きな違いは「かな」「英数」キー

Mac専用キーボードのレイアウトで日本語配列とUS配列で大きく違うのは、「かな」「英数」キーの存在です。

日本語配列にはWindowsでの「半角キー」にあたる「かな」「英数」キーがスペースキーの左右に配置されます。これはUS配列にはない、また、同じ日本語配列でもWindows向けキーボードにはない、Macレイアウトだけの特殊なキーです。

Ctrl、Capslock、Fn、Optionのレイアウトも違う

パッと見ただけでは違いは分かりづらいですが、実は同じMacレイアウトのキーボードでも、配置が違うキーガーあります。 Ctrl、Capslock、Fnの4つのキーです。

キー 日本語配列 US配列
Ctrl 一番左の列・上から3番目 一番下の段・左から2番目
Capslock 一番下の段・左から1番目 一番左の列・上から3番目
Fn 矢印キーの左 一番下の段・左から1番目
Option 一番左の列・上から2番目 矢印キーの左、一番下の段・左から3番目

日本語配列をベースに見ると、Mac用US配列は、

  1. CtrlのところにCapslockがある
  2. CapslockのところにFnがある
  3. OptionのところにCtrlがある
  4. Optionが左右にある

という点が違います。また、キーサイズも日本語配列の方が小さくなります。

普段からこれらのキーを頻繁に使う方は、ポジションやタイピング感が大きく変わることに注意しましょう。

センターポジションが違う

これも一般的な日本語配列とUS配列の違いに近いですが、センターポジションがかなり違います。日本語配列の方が左に1cmほどセンターが寄っています。

機能系のCommandやCtrlなどのキーの位置は日本語配列とUS配列で違いはそこまでないので、「全体的にズレてる」という感覚になるでしょう。

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