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メカニカルキーボードのスイッチは交換可能?

日常的に使う機器だからこそ、故障の確率が高いのがキーボード。高価なメカニカルキーボードだからこそ、修理したいと思うわけですが、メカニカルキーボードのスイッチは交換可能なのでしょうか?

メカニカルキーボードのスイッチの取り付けは2パターンある

メカニカルキーボードの特徴は、キーごとにスイッチが配置されている点です。キーごとにスイッチがあるなら、故障したスイッチだけを交換すれば修理が可能なのではないか?と思うところですが、実は簡単には行かない場合があります。

一般的なメカニカルキーボードのスイッチは、ベースプレートにある基盤にハンダでスイッチを取り付けています。つまり、「スイッチを交換する = 半田修理が必要」ということになります。

一方で、最近になって増えてきた「ホットスワップ」タイプのメカニカルキーボードの場合、メカニカルスイッチは3ピン、もしくは5ピンでベースプレートに埋め込んであるだけなので、スイッチの交換が簡単に行えます。

ハンダ式かホットスワップかの確認方法は?

では、スイッチが故障したメカニカルキーボードがハンダ式なのかホットスワップなのかをどうやって確認すれば良いでしょうか?

基本的にはメーカーのサイトのスペック表でホットスワップ対応かをチェックするのがベストです。 もし、

スペックがないなど確認ができないなら、キーキャップを外してスイッチが外せるかチェックしてみましょう。スイッチのプレートをマイナスドライバーなどで軽く押し上げてみて、外せるならホットスワップです。

また、ホットスワップのメカニカルキーボードの場合、購入した時にキーキャップを外す工具だけでなく、スイッチを外す工具もセットされていることが多いので、付属品もチェックしてみましょう。

ホットスワップじゃないメカニカルキーボードを修理するには?

基本的にはメーカーに修理を依頼するのがベストです。ただ、通販で買った中華系のメーカーの製品などでは基本的に修理を受け付けてくれないので、買い替えをするか、自分で修理することになります。

ハンダ式のメカニカルキーボードを自分で修理する場合は、

  1. ハンダゴテ
  2. ハンダ
  3. ハンダ 吸い取り
  4. 同じキースイッチ

が必要です。

最初のハンダゴテ系のアイテムはどこでも入手可能ですが、意外と手間なのがスイッチ。特に、中華系のメカニカルキーボードの場合、スイッチが無名メーカーのものであって、単品販売がされていないことがあるので、意外とコストがかかってしまう可能性があります。

また、素人がハンダで基盤をいじると、失敗して他のキーまで壊してしまう可能性があるので、自分で修理をする際は「どうせ使えないし、壊れても問題なし」という気持ちでやる必要があります。


メカニカルキーボードのスイッチは交換可能かどうかを見てきました。

結論から言うと、交換は可能なのですが、ホットスワップ式ではないメカニカルキーボードは、交換はできない、自己修理は自己責任となることになります。

修理する手間などを考えたら、この機会にホットスワップ式のメカニカルキーボードに乗り換えるのもアリかもしれませんね。

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