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メカニカルキーボードが故障した?自分で出来る対処方法まとめ

耐久性が高いことがウリなメカニカルキーボードですが、故障してしまうことはあります。万が一、メカニカルキーボードが故障してしまった場合に、自分で出来る対処方法をまとめました。

製品の保証期間内だったらメーカー修理に出そう

大前提として、故障したキーボードがメーカー保証の期間内であれば、無理に自分で修理しようとしないでメーカーに修理を依頼するのがベストです。

修理の依頼をして保証対象外になる可能性も0ではありませんが、通常使用での故障の場合はほとんどが無償修理になるので、まずは購入店かメーカーに相談をしてみましょう。

保証が効かない場合のは自分で修理をする

問題点を探る

まずはソフトウェア的な問題なのか、ハードウェア的な問題なのかを探ります。

ソフトウェア的なトラブルであれば、問題がわかればほぼ100%自分でも解決できますし、メーカーサポートに相談しても良いでしょう。

一方で、大変なのがハードウェア的な故障です。まずは、故障箇所を探ります。キーが反応しないのか、ケーブルが断線しているのか、ゴミが溜まってないかなど、おかしいところをキーボードを使いながら探っていきます。

メカニカルキーボードが故障する場合は、

  1. キーボード基盤
  2. 通信機能
  3. バッテリー
  4. キースイッチ
  5. ケーブル

の5つが主な故障ポイントです。当たり前ですが、基盤に近いほど修理は困難となります。

個別に対処方法を調べる

問題点がわかったら、それぞれの対処方法をネットなどで調べましょう。

例えば、メカニカルキーボードの場合は故障で多いのはメカニカルキースイッチで、キースイッチが効かなかったり、チャタリング(複数回キーが押された状態になる)などの不具合が起こります。

キースイッチの不具合についてネットで調べていけば、

  1. キースイッチを修理する
  2. キースイッチを交換する

などの対処方法があることがわかります。

調べる際は、メカニカルキーボードは、メーカーごとに採用しているパーツが異なることが多いので、メーカーのモデルごとに調べるのが基本です。

例えば、「メーカー 型番 修理」などで検索すると情報が出てきます。日本語で出てこない場合は、「メーカー 型番 repair」「メーカー 型番 replacement」などの英語でも探してみましょう。

自分で修理可能かを判断する

どうやって修理をすれば良いのかがわかったら、まずは「自分で修理が可能なのか」を判断しましょう。修理可能というのは、自分が同じ作業が出来るのかというだけでなく「修理パーツは手に入るのか」という点も考慮しましょう。

キースイッチを交換するのであれば、代替のキースイッチが必要ですし、キーキャップが破損したなら、同じサイズのキーキャップが必要です。

修理作業についても、接点復活剤を散布するだけで修理が出来てしまうケースもあれば、分解して基盤からキースイッチをハンダを使って取り外すような作業が必要な場合があります。

当然ですが、基盤に近いところを修理するほど専門知識が必要になり、そして修理に失敗するリスクが高くなります。

自分が修理可能なのか、修理にトライしてキーボード自体がダメになるリスクはどれくらいあるのかを考えて、修理するかしないかを判断しましょう。

もし修理に失敗してしまったら・・・

考えたくないですが、自分でメカニカルキーボードを修理しようとして失敗してしまう可能性は0ではありません。

もし失敗してしまったとしても、まだいくつか選択肢があります。

  1. メーカーに修理依頼を出す
  2. キーボード修理専門店に依頼する
  3. ジャンクとして売りに出す
  4. 使えるパーツを予備として持っておく

難しいのは修理に失敗したキーボードをさらに修理の依頼に出すかという点です。基本的にはメーカーに修理依頼するのがベストですが、修理痕跡があると修理拒否されることがあるので、拒否されたらキーボードの修理を専門としているお店に依頼しましょう。

修理をしない(もう使わない)と判断したなら、オークションなどでジャンク品として売りに出すのも良いでしょう。値段は安くなってしまいますいが、ゴミとして出すよりかはマシです。

もし修理に失敗したキーボードが気に入っているのであれば、全く同じモデルを追加で購入して、修理に失敗した方をスペアパーツとして取っておくのも良いでしょう。

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