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東プレREALFORCEキーボードの型番ルールと搭載機能の違い

同じような見た目のようで実はモデルごとに違いがある東プレREALFORCEキーボード。今回は、REALFORCEキーボードの型番と機能の違いをまとめました。

東プレ・REALFORCEの型番ルール

東プレ・REALFORCEのキーボードは、

  1. 世代
  2. サイズ
  3. 機能

で型番が構成されています。

世代はRから始まり、最新モデルは「R3」一つ前のモデルは「R2」となります。

サイズについては、何も記載がないモデルがフルサイズ、「TKL」がテンキーレスモデルになりますが、R3世代からは型番にTKLが入らないようになっています。

最後の機能については、

  1. A = APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)
  2. S = サイレント(静音)

の二つがあります。ただし、R3ではAPCが標準になったため、Aの表記はなくなっています。

ここまで見てきたルールを型番からモデルを判別してみましょう。

例えば、「R2TLSA」であれば、

  1. R2世代
  2. テンキーレス
  3. 静音・APCモデル

ということになります。

東プレ・REALFORCEキーボードの機能の違い

続いて、東プレ・REALFORCEキーボードの機能の違いを見ていきましょう。

東プレ・REALFORCEキーボードは、

  1. 対応レイアウト(Windows / Mac)
  2. サイズ(フルサイズ / テンキーレス)
  3. 搭載機能(静音、APC)
  4. キー荷重(30g、45g、変荷重)
  5. カラー

の5つの項目でモデルが分かれます。

中でも、キーボードの機能の面で違いがあるのが「搭載機能」と「キー荷重」の二つです。

搭載機能の違い

まずは、東プレ独自の技術であるAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)を搭載しているかどうかで、大きく分かれます。

APC(アクチュエーションポイントチェンジャー)は、キースイッチが反応する場所を変更できる機能で、R3世代のモデルは全てに標準搭載されていますが、R2世代は型番に「A」入っているモデルにのみ搭載されています。

静音については、REALFORCEキーボードは全て静電容量無接点方式を採用した「東プレスイッチ」を搭載しているため、メカニカルキーボードよりも静かですが、より静音性を求めたモデルになります。

キー荷重

東プレ・REALFORCEキーボードの面白い点は、モデルによってキー荷重が違う点です。

基本的には、

  1. 30g
  2. 45g
  3. 変荷重

3つの種類があります。30gモデルがタイピングが軽く、45gはある程度重みがありますが、それでもメカニカルキーボードではキー荷重が50gくらいが定番なので、標準的な重さです。

変荷重はキーによって設定されているキー荷重が異なるモデルです。名前から「荷重を変更できるモデル」と思いがちですが、そうした機能はありません。

変荷重モデルでは、人差し指や中指などの強い力を入れることができる部分に重めのスイッチを、小指などでタイピングする部分に弱いスイッチを入れています。


東プレ・REALFORCEのキーボードの型番ルールと、大まかなモデルごとの機能の違いについて見てきました。

一見すると同じようなデザインの東プレ・REALFORCEのキーボードですが、モデルごとに細かな違いがあり、それがタイピングのフィーリングや使い勝手に繋がっていくので、様々なモデルを試して、自分に合うモデルを選ぶのが重要です。

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